「これで出来ますか?」と訊く、あなたの「確認の方法」は習慣化されましたか。
ただし、一回正しく伝えただけで「行動」が続くことは決してありません。人は好きではない「5分間以上の行動」は長くて3日しか続かない、と言われています。なので、三日坊主なら続いた方なのです。
目的は、伝えたことを「行動」に移して欲しい、ということです。さらに言えば、得たい結果(成果)を得るまで「行動」し続けて欲しい、ということです。
進捗確認という「硬い」言葉がありますが、これは確認をする方が忘れる場合が多々あり、会議などを待っていては、万が一、進捗が遅れていた場合には取り返しのつかないことになることもあります。
人はみな怠け者(私も)ですので、日常会話の中で短い時間で行うことが、あなたにとっても相手にとっても簡単で、正しく結果を出すことに繋がります。さらに二人の信頼関係が強まります。
それは、相手を気にする、行動を認める(褒める)ことです。
このように書くと「そんな時間はない」「普通のことをしていて、当たり前のことをしていて、なぜ褒めなければいけないのか?」とか「私は褒めることが苦手です」という方々がたくさんいます。
とは言え、簡単なことをするだけで、あなたの目標が達成し、チームの雰囲気が良くなるとしたら、トライしてみる価値はあるのではないでしょうか。あなたが変わらずして、あなたの周りが変わるわけがありませんので。
簡単なやり方は、次回綴らせて戴きますので、
今週は、部下の良いところ(褒めることが出来る行動、成長した部分がベスト)を見つけてメモすることにチャレンジしてみて下さい。
プロ経営者/企業再生プロデューサー 古小路勝利