伝えたい相手(動かしたい相手)を知ることが出来ましたか?
相手のことを知ることが出来た、分かったという人には、次にどのように伝えれば良いかを、後日、説明させて戴きます。
その前に、大切なお話を。
伝えたら(訊いたら)、相手から本当の答えをもらいたいですよね。
「はい」なのか「いいえ」なのか。「分かった」なのか、「分からない」なのか。
ただ、日本語には、「はい」という「いいえ」、「分かりました」という「分かりません」という言葉があります。
特に、会社の上司部下の関係では、頻繁に使われます。その言葉を誤って理解して失敗した経験のある方も。
その「はい」と「分かりました」という難しい言葉は、
① 本当のことを言っても怒られない、むしろ、認めてもらえる、褒めてもらえる
② この人に言えば、何か良いアドバイスがもらえる、良いことが起きる
つまり、相互の尊重、信頼関係出来ないとなくならないのです。
そのためには、部下を大切にしてあげることが必要なのです。
部下を大切にしてあげることは、上司の重要な仕事です。
決して、甘やかすことではありません。認めるということです。
間違ったことを認めてはいけませんが、間違ったこと(ミスやトラブル)を報告しに来たら、怒らずに、まずはその報告をしに来たことを褒めてあげて下さい。そして、次にどうすれば良いかを一緒に考えてあげて下さい。
何かが変わる、変わり始めるはずです。
さあ、始めましょう!
プロ経営者 古小路勝利